札幌大通にてシェアサロンとしてオープンしましたSHARE SALON f
面貸しのようで面貸しでは無い「集落型シェアサロン」
さて。
Instagramにて「4つの約束」を発表させて頂きました。
4つのお約束
お客様の美をプロデュースする者として
大切な4つのお約束の責任を果たします。
1 お悩み相談と施術内容のご案内のお約束
お悩みをお聞かせ下さい。
赤くなる髪が気になる、ダメージ、広がり、些細なこと何でも構いません。
一緒に理想のヘアスタイルを見つけましょう!
施術に対しての不安を無くす為に、施術内容、施術に使用する商品をご説明させて頂きながら進めていきます。
2 施術料金、施術お時間明示のお約束
本日の施術内容と料金のご確認、そして終了時間をご明示します。
安心してサロンタイムを過ごして頂く為に、当たり前ではありますが、「こんなはずではなかった」をなくします。
3 処方箋ご案内のお約束
365日、お家に帰ってからもヘアスタイルの再現、綺麗が続くよう、
スタイリング方法含め、ヘアケア、肌エステの処方箋をご案内致します。
4 次回施術内容のご案内のお約束
髪の毛、お肌は1回限りで良くなるとは考えていません。
1ヶ月後、2ヶ月後、半年以降も綺麗が続くための施術に責任を持ってご対応致します。
このような簡潔した内容となっております。
正直言って、
当たり前のこと
しか書いていません。
ではなぜその当たり前のことを発表したのか。
「当たり前のことを当たり前のようにやることが一番難しい」
これはよく聞きますよね?
ではなぜ難しいのか、
”目の前のことに集中しているから、技術に集中しているから”
ここだと思うんですよね、
なので悪気は全くないし、いいことなんです、美容師は技術職だし。
でも僕が一番最初にフォーカスしたい部分って「人」なんですよね。
僕は先日、お店をオープン致しました。
その中でもアクシデントがたくさんありました。
4月一日から工事を始めて2週間で工事が終わると言われ、
お客様、美容師様、関係者各位にアナウンスをする
そして工期がズレ、5月1日になる
お客様、美容師様、関係者各位にアナウンスをする
そして今度は何も言われず工期が5月半ばになっていることが発覚
さすがにそれは無理がありすぎたので何故か僕も手伝いながらやる
イメージパースも作成中と何度も言われ続け、また声をかけた時に出てきたのは1枚のみ
細かい材質や色味の確認もなしで工事着工は当たり前なのか、、、
こちらとしてはお客様、美容師様に迷惑をかけたくないので完成期限は守って欲しい想いだったのに
「徳永さん、これでも僕札幌で有名なのでデザインは任せて下さいよ」と。。
いや、そこではなくて。。
事前に知らせていたイメージと違ったり、直しますと言われていた部分に手がついてなくて、後々確認として指摘すると「追加料金なので見積書作ります」と。。。
なんだこれ。。。
そして気付いたんです。
僕が初めてお店を作る上で一番欲しかったのは「安心感」
いつまでのオープン日には絶対間に合わせますね
などの安心できる言葉を伝えて欲しかったなって感じたんです。
デザインはその後に自然とついてくるものじゃないですか?
この素材つかってこの色でこういうデザインにしましょう
そういった説明も必ず必要だと思うんです
これって美容業でも同じだなって思ったんです。
技術職だからデザインに詳しいのは美容師なので、任せて下さいって職人肌の人って多いと思うんです。
けど、美容師とお客様のイメージがピッタリ完璧に同じになることって結構難しいと思うんですよね。
僕はフリーランスだからこそ信頼してもらえるように強く意識していましたが、今回の件でさらに考えさせられました。
だからこそもっとしっかりと一つ一つをお伝えしていくことを確実にすべきだと思ったんです。
今日はこういう状態でここを目指していきます、なのでこのお薬を使うことでこういう効果が望まれます。
ここをこのようにするとこういう良さが出ますが、こういったデメリットもありますね
本日はこの料金でこのくらいお時間かかるのですが大丈夫でしょうか?
など、完璧なイメージ共有ができなくとも、一つ一つ丁寧に伝え共有していくことで同じゴールを目指せるのではないでしょうか?
お客様によっては、デザインよりもスピードを重視したり居心地を重視したりとご要望も違うわけです。
まずはお客様の安心感、その後に自然とついてくるのが技術
順序は100%これです。
技術があるのは技術職なのだから当たり前!
その前に、人と関わるからこそ相手への安心感を与えることが第一優先だ!
と、改めて勉強になったとプラスに考え、また成長できるなーっていう嬉しい気持ち。
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